【2020年3月14日ファルコンS】出走馬の勝ち上がり確率をいまさら評価

AI/機械学習がはじき出した勝ち上がり確率(1勝以上する確率)を、すでに1勝以上している出走馬について、いまさらながら見ていきながら「もし一口馬主として出ていたら買うかどうか」を考えてみます。

 

2020年3月14日 中京11R ファルコンステークス

 

有力馬から

ラウダシオン

父リアルインパクトx母アンティフォナの2017年生まれの牡馬

勝ち上がり確率は45%(B評価)。すでに3勝しているわけなので外れですが全体的には45%は平均より上になります。ちなみに2018年のキズナ産駒は48%(B評価)。きょうだいもずっとシルク所属で、総額2500万円一口5万円は最近のシルクの馬にしては安い方になりますが、2015年のローズキングダムとの牡馬(今はせん馬)が3勝しているくらいで、買いづらいですね。毎年種付けしている種牡馬が違うことから試行錯誤している中での”まさか”のアタリ馬のようです。

 

あとは一口馬主クラブ所属馬から

アブソルティスモ

父ダイワメジャーx母ラドラーダの2017年生まれの牡馬

勝ち上がり確率は49%(B評価)です。49%は全体の中では高い方です。2番仔レイデオロ、3番仔レイエンダの下という良血で、この2頭は63%(A評価)60%(A評価)ときょうだい全体的に高い指数を示しています。また母ラドラーダの1番仔はこの馬の全きょうだいで4勝しています。買いたくなりますが、キャロット所属総額1億円、一口25万円のさすがの高額馬で手が出なかったでしょう。

キャロットファームの募集総額平均は3600万円

 

ウイングレイテスト

父スクリーンヒーローx母グレートキャティの2017年生まれの牡馬

勝ち上がり確率は19%(C評価)。AIは”たぶん1勝もできない”と言っていますが、無事2戦目で未勝利脱出、デイリー杯でも2着に入りました。5番仔にベストメンバーという重賞勝ち馬がいますが最近のきょうだいは低調。どうやらグレートキャティ最後の産駒のようでウイン所属の総額1700万円とお安いですが、AI評価からすると買えないです。

ウィンは収支成績優秀

 

ヴェスターヴァルト

父ノヴェリストx母サンブルエミューズの2017年生まれの牡馬

勝ち上がり確率は29%(C評価) すでに2勝。この馬は初仔で、母のサンブルエミューズも2歳の夏で2勝しています。キャロット所属の総額2000万円。買うなら2番仔で8歳の時の仔キングカメハメハ産駒の2018年生まれですね。勝ち上がり確率も45%(B評価)と上がっているようですが、もうキャロットクラブのホームページでは満口とのこと。

初仔は買うべきでない

母の年齢は8歳が良い

レッドライデン

父エイシンフラッシュx母ブランシェールの2017年生まれの牡馬

勝ち上がり確率は36%(C評価) 4番仔。「レッド」の冠名の東京ホースレーシングの総額1600万円。きょうだいのなかで「レッド」がついているレッドランサーは2勝とまずまず。そのあたりちゃんと選んでいるんですかね。でもこれは買わないです。

 

マイネルグリット

父スクリーンヒーローx母マイネショコラーデの2017年生まれの牡馬

勝ち上がり確率は57%(A評価) 近親でウインムートというオープン勝ちの馬がいますが、全体的に活躍馬は少ない。ただAIの評価が高いのは2番仔、クロスの血量、ファミリーナンバー、オーナーなどのバランスでしょうか。「マイネル」「マイネ」のラフィアン所属総額1600万円、ただし一口16万円と少し高いですが、これは買いたいですね。

ラフィアンは収支成績優秀