ユニオンオーナーズクラブ2021年度募集馬評価

ユニオンオーナーズクラブ2022年度募集はこちら

ユニオンオーナーズクラブの2020年生まれ募集馬について2021年度版AIにて勝ち上がり率を予測しています。所属予定厩舎も反映し2020年産駒デビューのドゥラメンテ、モーリスなどの産駒成績も盛り込んだ最新の2021年度7月版AIにて有力馬を評価し直しました。

2021年6月16日時点で先行募集の満口および募集終了に★をつけておきます。2021年7月5日から募集受付開始→7月9日一次受付終了。7月9日時点の一次受付募集抽選対象に◎をつけておきます。さらに9月9日時点追加で満口および募集終了については○をつけます。

2023年4月25日時点の推奨馬の成績更新しました。

参考リンク

ユニオン2021年度募集馬(外部リンク)

ユニオン近年の成績

この3年の勝ち上がり率平均

推奨馬

推奨馬とは

勝ち上がり率に加えて収支プラス期待値、牡牝の勝ち上がり率差、最新の種牡馬クラブの状況、さらに説明変数(パラメータ)に入れていない募集総額・測尺・動画や写真(細かいことはわからないので、理想的な馬体重になりそうかどうかのみの観点)からオススメの馬もご紹介します。

 

先行募集

★ウイングザムーンの20

父ロードカナロア  牡馬 募集総額4500万円

AI予測勝ち上がり率 43%

高昭牧場生産・手塚貴久厩舎予定・セレクトセール3740万円。6勝の母11歳の4番仔、きょうだいはまだ結果が出てないがロードカナロアをつけてそろそろ。募集総額もユニオンでかなり高め設定。StormCatの3×3

 

関西入厩予定

アンジュラミエルの20

父ダンカーク 牝馬 募集総額800万円

AI予測勝ち上がり率 28%

日進牧場生産・佐々木晶三厩舎予定・地方3勝の母6歳のときの初仔。母父カネヒキリでこの父なのでダートか。

 

アスタラビクトリアの20

父ドレフォン 牝馬 1500万円

28%

ハクレイファーム生産・手島良厩舎予定・母10歳の7番仔、初仔のローエングリン産駒は地方で8勝しているがそれ以降はいまひとつ

 

レガリニの20

父West Coast 牝馬 1400万円

32%

畠山牧場生産・高橋義忠厩舎予定・米産母6歳の初仔、Seattle Slewの4×4などクロス4つ、父はA.P.Indy系、母はDanzig系。父産駒は実績データが少なくAIが評価できないので数値よりは期待できる可能性あり

 

ホワットアスポットの20

父ハーツクライ 牝馬 2500万円

23%

服部牧場生産・田中克典厩舎予定・米産母10歳の5番仔。2つ上の姉は2021年5月に未勝利脱出。おじに米G1を2勝のCoil

 

スパイスフェアリーの20

父ディーマジェスティ 牝馬 800万円

15%

ヒダカファーム生産・畑端省吾厩舎予定・地方3勝の母9歳の3番仔。産駒の仕上がりがよいとうわさのディーマジェスティが父。母父シニスターミニスターで近親もダート馬多めなのでやはりダート化

 

スイリンカの20

父シニスターミニスター 牝馬 1200万円

34%

広富牧場生産・吉岡辰弥厩舎予定・母は芝2勝ダート1勝、きょうだいは地方で活躍。4つ上の兄は地方で12勝

 

○エアラホーヤの20

父キタサンブラック 牝馬 2500万円

34%

藤原牧場生産・松永昌博厩舎予定・母17歳の9番仔、4つ上の兄が同じユニオンのラプタス。類似血統(父ブラックタイド)の兄も2勝で現役

 

ハルーワソングの20

父ファインニードル 牝馬 1200万円

17%

松田牧場生産・辻野泰之厩舎予定・収支は悪くない高齢(母24歳)での仔。シルクで募集された3つ上のスペードエースはデビュー連勝、きょうだいで一番活躍したのは11上のマーティンボロ(重賞2勝)

 

キセキノハナの20

父メイショウボーラー 牝馬 800万円

12%

宮内牧場生産・小林真也厩舎予定・3勝の母9歳の5番仔、きょうだい近親ともにいまいち。Halo4x4

 

スコルピオンキッスの20

父リオンディーズ 牝馬 1200万円

27%

カミイスタット生産・高橋義忠厩舎予定・母はG1勝ちあるスティンガーですがなぜか米産の母16歳10番仔、サンデーの4×3

 

キョウワフェアリーの20

父ヘニーヒューズ 牝馬 1000万円

27%

協和牧場生産・佐々木晶三厩舎予定・地方3勝の母13歳の7番仔、4つ上の全兄は1勝で現役、初仔は地方5勝しているがほかのきょうだいは未勝利

 

エイシンウルルの20

父ドゥラメンテ 牝馬 1200万円

27%

静内ファーム生産・浜田多實雄厩舎予定・母6歳の2番仔、静内ファーム生産ですが2019年はモーリス、2020年はドゥラメンテと期待の種牡馬をつけてきてます。ドゥラメンテもデータ不足のためAIでは評価されてませんが、初年度から結果出しているので数値よりも期待できるかも。サンデーの3×3

 

○エンゲージスマイルの20

父ドゥラメンテ 牝馬 1500万円

26%

静内ファーム生産・杉山晴紀厩舎予定・こちらも静内ファーム生産、母6歳の2番仔のドゥラメンテ産駒。サンデーの3×4

 

レッドレネットの20

父モーリス 牝馬 1500万円

26%

静内ファーム生産・大久保龍志厩舎予定・地方2勝の母5歳の初仔、サンデー4×3。母母プリンセスルシータは5勝

 

ロイヤルタバスコの20

父ハーツクライ 牝馬 2000万円

30%

清水牧場生産・梅田智之厩舎予定・母16歳の10番仔、5歳上のきょうだいから勝ちがない

 

◎サクラスリールの20

父コパノリッキー 牝馬 1600万円

25%

谷岡牧場生産・杉山晴紀厩舎予定・母10歳4番仔、きょうだいみな地方で勝っており2つ上がJBC2歳優駿のラッキードリーム

 

ティファニーケイスの20

父リアルスティール 牝馬 1200万円

31%

辻牧場生産・藤岡健一厩舎予定・4勝の母13歳の6番仔、やはり近親の活躍馬は地方多め。Halo4x4

 

アルブスメロディーの20(ラヴァドーム:2戦0勝)

父ホッコータルマエ 牡馬 1500万円

54%

三嶋牧場生産・松永昌博厩舎予定・母父ゴールドアリュールなのでまちがいなくダートへ。きょうだいはいずれも勝ち上がり

 

ベルモントピノコの20

父ヤマカツエース 牡馬 1000万円

43%

岡田牧場生産・池添兼雄厩舎予定・2勝の母18歳の10番仔、父ヤマカツエースはキンカメ産駒でG2勝ちあり、Danzig5x3、きょうだいはまずまず

 

ホットフレイバーの20

父ヤマカツエース 牡馬 1000万円

49%

岡田牧場生産・宮徹厩舎予定・3勝母16歳の7番仔、母父タバスコキャットできょうだいは地方中心にまずまず活躍

 

◎グルーヴィクイーンの20(レインシュプリーム)

父サトノクラウン 牡馬 1600万円

53%

折手牧場生産・橋口慎介厩舎予定・ラストタイクーン3×4、父は宝塚記念勝ち他日本で活躍したのにサンデーの血が全く入っていない新種牡馬サトノクラウン。きょうだいは地方でそこそこ

 

ディキシーランドジェムの20

父シャンハイボビー 牡馬 1500万円

48%

キヨタケ牧場生産・小崎憲厩舎予定・米産18歳の母9番仔、11上に6勝したバーバラ(父ディープインパクト)がいるが近いきょうだいは今ひとつ。ずっと国内の種牡馬だったのに今回はStormCat系の米産父に。ミスプロの5×3

 

◎ジャジャマーチャンの20(シェーヌオンノール)

父オルフェーヴル 牡馬 3000万円

52%

嶋田牧場生産・清水久詞厩舎予定・未出走母12歳の8番仔ノーザンテーストの5x4x4。5つ上の同一血統(父ドリームジャーニー)の兄トゥラヴェスーラは4勝でAI評価数値も高め

 

○サクラローズマリーの20(アンフォゲット)

父メイショウサムソン 牡馬 800万円

53%

谷岡スタット生産・坂口智康厩舎予定・3勝の母14歳の5番仔。きょうだいもマイナー種牡馬中心だがそこそこでここでなぜかメイショウサムソン。にもかかわらずAI評価高め

 

関東入厩予定

○グラマトフィラムの20

父キズナ 牝馬 800万円

20%

広富牧場生産・小桧山悟厩舎予定・2勝の母16歳の5番仔。安定実績のキズナ産駒だがきょうだいはもうひとつ

 

エリカスマイルの20

父アジアエクスプレス 牝馬 800万円

12%

豊洋牧場生産・伊坂重信厩舎予定・母10歳の4番仔、きょうだいは地方で勝ちあり

 

スウィートラブミーの20

父ヴィクトワールピサ 牝馬 900万円

23%

橋本牧場生産・青木孝文厩舎予定・母6歳の2番仔。残りわずかのヴィクトワールピサ産駒

 

ラプンツェルの20

父タリスマニック 牝馬 900万円

14%

橋本牧場生産・父はSadlersWells系のイギリス産、地方4勝の母18歳の10番仔

 

アンシェルブルーの20

父キタサンブラック 牝馬 1400万円

14%

矢野牧場生産・辻哲英厩舎予定・4勝の母13歳の6番仔、きょうだいは人気種牡馬の仔ばかりだがもうひとつ。サンデー3×3

 

カラフルロマンスの20

父レッドファルクス 牝馬 800万円

20%

稲葉牧場生産・伊藤大士厩舎予定・父はスプリンターズS勝ち、地方1勝母5歳の初仔

 

ベストティアラの20

父ハービンジャー 牝馬 1400万円

29%

上水牧場生産・林徹厩舎予定・地方3勝の母7歳の初仔、近親にモズカッチャン

 

リリアーレの20

父ハーツクライ 牝馬 2400万円

26%

片山牧場生産・戸田博文厩舎予定・1勝の母14歳の9番仔、クロスなし。きょうだい活躍は地方中心

 

アースエンジェルの20(グローブフェイム:2戦0勝)

父ジャスタウェイ 牝馬 1000万円

42%

グランド牧場生産・田中剛厩舎予定・4勝の母8歳の2番仔というのは丁度いいタイミング。サンデー3×4、このクラブとも相性のいいグランド牧場から。

 

ゴールドチェイスの20

父ジャスタウェイ 牝馬 1600万円

37%

グランド牧場生産・伊藤圭三厩舎予定・こちらもサンデー3×4、3つ上までのきょうだいは3頭とも勝ち上がり

 

◎ビタースウィートの20

父ヘニーヒューズ 牝馬 1800万円

31%

桜井牧場生産・手塚貴久厩舎予定・中央3勝地方3勝の母13歳の5番仔、兄に昨年共同通信杯2着のビターエンダー。母のきょうだいも好成績

 

サイレントソニックの20(スピードオブライト:5戦2勝)

父ロードカナロア 牝馬 2500万円

40%

桜井牧場生産・相沢郁厩舎予定・ビタースウィートの妹で5勝の母12歳の5番仔、きょうだいも3つ上の現役のぞいてみな勝ち上がり。

 

ウェルノーテッドの20

父デクラレーションオブウォー 牝馬 1400万円

28%

辻牧場生産・林徹厩舎予定・父はDanzig系の米産、母は未勝利、おばにJBCレディスクラシックのアンジュデジール

 

ハルダヨリの20

父ディーマジェスティ 牡馬 1000万円

33%

藤沢牧場生産・武井亮厩舎予定・きょうだいのSadlersWellsとFairlyKingでの4×3、母8歳の5番仔。きょうだいはもうひとつ

 

ピッパレジーナの20

父ダンカーク 牡馬 800万円

39%

宮内牧場生産・未勝利の母6歳の2番仔というのがいいのかAI評価値高。近親まずまず活躍馬あり

 

ボムシェルの20

父ネロ 牡馬 900万円

36%

畠山吉宏厩舎予定・父はヨハネスブルグ産駒の芝G3勝ち、2勝の母17歳の10番仔

 

ルタンデスリーズの20

父エピファネイア 牡馬 2200万円

43%

嶋田牧場生産・高木登厩舎予定

 

レディナデシコの20

父リアルスティール 牡馬 1400万円

38%

嶋田牧場生産・和田雄二厩舎予定・母13歳の8番仔、きょうだいは地方で多くの勝利

 

ベイビーイッツユーの20

父シニスターミニスター 牡馬 2100万円

42%

白井牧場生産・池上昌和厩舎予定・1勝母10歳の4番仔、おじにハクサンムーン

 

地方入厩予定

○ダイワチャームの20

父バトルプラン 牝馬 700万円

13%

服部牧場生産・3勝の母16歳の10番仔、2つ上の全兄は1勝して現役。父は米産エンパイヤメーカー産駒

 

フィーリンググーの20

父コパノリッキー 牝馬 800万円

19%

グランド牧場生産・アサティスの3×3にアフリートの4×3という珍しめな血統の地方5勝母8歳の3番仔。父はフェブラリーS連覇他交流G1いくつも勝利

 

オースミハナチャンの20

父ビーチパトロール 牝馬 800万円

21%

白井牧場生産・1勝の母7歳の初仔、母のきょうだいは安定したまずまずの成績。父はKingmanbo系米産

 

スリーメロディーの20

父シニスターミニスター 牝馬 1000万円

20%

辻牧場生産・1戦未勝利の母7歳の2番仔。クロスなし

 

ルミナーラの20

父ラニ 牝馬 800万円

19%

辻牧場生産・母7歳の3番仔、3つ上兄(父ダンカーク)は1勝現役。父はUAEダービー勝利後日本に帰ってさっぱりだったTapit産駒

 

2021年度もダート馬と牝馬が多いですが、いろんな牧場からのバラエティ豊かな種牡馬構成になっています。2020年度に比べると牡馬も増えており、所属予定厩舎データ反映後の数値しだいですが2021年度は例年以上のレベルになりそうなのでまたその検証結果も後日公開します。

 

ユニオンオーナーズクラブ傾向メモ

2018年生まれ予測勝ち上がり率=  21%

過去10年間で年次平均勝ち上がり率50%以上= なし

獲得賞金1億円以上の割合= 2.0%  (全馬総平均1.8%)

1月生まれが良くない(勝ち上がり率13%)

3番仔の成績がいい

数は少ないが牡馬優勢(牡36% 牝20%)

関西優勢(関東22% 関西32%)

○グランド牧場(37%) ✗辻牧場(17%)

○中村和也、手塚貴久、佐々木晶三

○オルフェーヴル、キズナ、メイショウボーラー