4. 市場取引馬は増えているのか?

 

統計的分析にあたって、収支が計算できる市場取引馬にスポットあてます。

まず市場取引馬はどれくらいの件数があるんでしょうか。生年ごとの市場取引馬の件数をグラフにしました。

毎年1000頭以上はいるようです。

 

ところで市場取引馬以外はどのようにして馬主に買われているでしょうか?

これが庭先取引といわれてる購入方法です。きっとこんなかんじです。馬主登録済の常連のお金持ちが、北海道の牧場にふらっとあらわれて

馬主「ああ、あの馬いいね」

牧場の人「さすがお目が高いですね」

馬主「いくら?」

牧場の人「3000万円です」

馬主「2000万ならキャッシュで買うよ」

牧場の人「よろこんで」

一頭分のお金を出してしまう馬主は皆さんお金持ちでビジネスで成功している方ばかりです。いい馬を見つけ出す目利き、値段交渉など長けています。市場取引馬よりはきっといい条件で買っているでしょう。クラブの場合も庭先取引馬がたくさんいます。

 

ここで市場取引馬の推移を見ていきましょう

2013年までですが、着実の増えてきているようです。