1つ上の兄姉の成績?
産駒情報を見てて気づくのはほとんどの繁殖牝馬は毎年子供を産むか、そうでなくても種付けは必ずやっているみたいです。毎年って大変だろなあ。
1年子供うまずに休んだあとに生まれた仔はパワーにみなぎっているんじゃないかという想像から実際に調べてみます。
横軸の数字 = すぐ上の兄姉との年齢差です。
つまり1→連続して産駒を出している、2→1年間が空いている
若干1よりも2のほうが収支が上になっていますが、1と2ではほぼ差がないとみてよいでしょう。
逆に3以上になると収支平均が下がります。2年以上間が空いているのは体調不良とか原因もあるんでしょうか。あまりよくないようです。
次に、1つ上の仔について
馬体重、毛色、性別などの傾向を見てみる
左右のサンプル数が少ないところを無視するとほぼ傾向ないようでむしろ、前の子供が小さいと嫌われるのか、前の仔は小さめのほうが若干収支がよいように見えます。ただ値付けなどのタイミングからするとその1つ、2つ上の兄姉までみたほうがいいのかもしれません。
また別のデータで一つ上の兄姉の性別と収支の関係を調べたところ若干牡馬より牝馬のほうがよいようです。
ひとつ上の兄姉の総獲得賞金と、収支のグラフを見てみます。
件数が少ないところではねているところがありますが全体としては、一つ上の兄姉の獲得賞金が大きいほど収支は悪くなっている傾向が見えます。ビワハヤヒデとナリタブライアン、ブラックタイドとディープインパクトとか1歳違いで続けて大物を出すのが印象に残っていますがトータルではそんなに大きな期待はしてはだめなようです。
まとめ
すぐ上の兄姉について。
- 1歳上か2歳上
- 成績は悪くても気にしない
- 小さい馬や牝馬のほうがむしろよい