2023年度募集 / 種牡馬ランキング(2023年5月)

2023年度一口クラブ募集にでてくる種牡馬を、過去20年間のデータから産駒の平均勝ち上がり率ランキング形式でご紹介します。

また種牡馬ごとの傾向として

・勝ち上がり、収支プラス、獲得賞金1億円以上の各割合

・生まれ年ごとの勝ち上がり率推移グラフ

・牡牝ごと・牧場ごと○✗

・その他傾向(初戦馬体重、血統etc)

についてコメントしています。

2020年産の勝ち上がり率予測値算出に当たり、2023年4月30日現在の獲得賞金に対して250%の補正を加え1000万円を超えた場合を勝ち上がりとすることにより、例年の勝ち上がり率と平準化するようにしています。収支についても同様の調整をしてあります。

 

種牡馬勝ち上がり率ランキング

棒グラフ:頭数 折れ線グラフ:勝ち上がり率

勝ち上がり率順(国内30頭以上、2022年産駒あり)

勝ち上がり率上位から順に傾向を見ていきます。2020年産が初年度産駒となる種牡馬については(新)をつけて(上のグラフ外もふくめて多めに)紹介していきます。

 

参考

勝ち上がり率全馬総平均25% 牡馬(31%)牝馬(18%)

収支プラス総平均 11%

獲得賞金1億円以上総平均 1.9%

 

棒グラフ:生まれ年ごとの登録頭数      折れ線グラフ:生まれ年ごとの勝ち上がり率

Tapit

勝ち上がり率82%

自身はG1を1勝のみだがすでに多数の活躍馬を輩出

(新)Justify

勝ち上がり率(予測値)50%

米無敗の三冠馬で無敗のまま引退。250%補正した勝ち上がり率予測では高い値だが、サンプル数は13頭と少ないのでかんたんに飛びつくのは禁物。産駒は高額な○外か持ち込み馬になるので一口クラブに出てくる可能性は低そう。

American Pharoah

46%

米産現役時はブリーダーズCクラシック他G1多数勝利。当然ダート中心だが牝馬のほうが勝ち上がり率高い。2020年生まれはいまのところ出遅れ気味

 

キタサンブラック

勝ち上がり率46%

1億円以上4.5%

収支プラス11%

牡牝勝ち上がり

牡:60%  牝:36% 牡馬優勢

昨年集計時からさらにアップ。サンデークロスが55%とよく、頭数が一番多い(サンデークロスなしの)Lyphardクロスが32%とあまりよくないがイクイノックスは後者。2020年産でも皐月賞馬ソールオリエンス、安定度が高く大物もいて当然2023年度も期待大

 

Frankel

勝ち上がり率45%

収支プラス11%

1億円以上6.2%

Frankelといえば初戦から活躍するけど1回負けだすと止まらないイメージだが、勝ち上が率はやはり高く2020年産の予測値も高い。牝馬優勢

 

キズナ

勝ち上がり率 45%

収支プラス 13%

獲得賞金1億円以上 3.0%

牡牝勝ち上がり

牡:46% 牝:44%  牝馬が良い

牧場

○土居牧場、三嶋牧場、ノーズヒルズ ✗パカパカファーム、ダーレー・ジャパン・ファーム

同期種牡馬デビューのエピファネイアに比べて大物は少ないが”安定して勝つ”種牡馬で高い勝ち上がり率のうえ、2021年はアカイイトでG1もついに勝利、2022年はソングラインが安田記念制覇。2020年産は若干頭数、成績落とし気味だが、2021年産以降社台スタリオンなので2022年産も期待十分。初戦馬体重480kg以上の大型馬がよい。クロスなしがもっともいい、サンデークロスは35%とやや低調

 

ヘニーヒューズ

勝ち上がり率平均 43%

収支プラス 15%

獲得賞金1億円以上 3.3%

牡牝勝ち上がり/収支

牡49% 牝37%

ダート中心で目立たないが勝ち上が率は非常に高く全体でかなり高い数値。国内で種牡馬はじめたあとの2015年産以降ほぼずっと40%超えの高め安定。初戦馬体重は550kgくらい大きい馬でもわるくない成績。

Bernardini

43%

米産プリークネスSなどG1を3勝

ドレフォン

勝ち上がり率42%

2019年生まれの初年度産駒は、ジオグリフが皐月賞制覇など大物も出し平均値も高く優秀な成績。2020年産はやや落とし気味だがリーディング上位種牡馬として今後も安定しそう。ダート馬も多いので初戦馬体重は重いほうがよい。意外と牝馬が良い

ダイワメジャー

勝ち上がり率 40%

収支プラス 17%

獲得賞金1億円以上 3.9%

牡牝勝ち上がり

牡43%  牝37%    牝馬が良い

牧場

○ケイアイファーム、下河辺牧場 ✗千代田牧場

2018年に落としたが2019年産、2020年産と持ち直している。母馬が高齢でも勝ち上がり率が落ちない。母父ジャングルポケット、シンボリクリスエスがよい。

(新)シャンハイボビー

39%

日本で種牡馬初年度2020年産がなかなか快調なスタート。ダート短距離中心だが芝勝ちもあり牡馬がよい。クラブ馬4頭中3頭勝ち上がり見込み

キンシャサノキセキ

勝ち上がり率平均 39%

収支プラス 14%

獲得賞金1億円以上 2.4%

牡牝勝ち上がり

牡44%  牝34%

牧場

○藤原牧場 ✗下河辺牧場

2018年産、2019年産と落としてきていたが2020年産はややもりかえし。初戦馬体重は大きいほうが優勢

 

ダノンバラード

勝ち上がり率平均 39%

収支プラス 16%

獲得賞金1億円以上 3.4%

2018年産までサンプル数が少ないものの非常に高い勝ち上がり率。いったん海外に移籍したが初年度産駒の想定外の成績の良さからまた買い戻されて、2020年生まれは大幅に頭数増。さすがにこれまでの平均からは下げたがなかなかの成績をキープする見込み

 

ロードカナロア

勝ち上がり率平均 38%

収支プラス 12%

獲得賞金1億円以上 4.0%

牡牝勝ち上がり

牡 42%  牝 35%     牝馬が良い

牧場:

○ノーザンファーム、白老ファーム、下河辺牧場 ✗社台ファーム、辻牧場

サウジでのパンサラッサの活躍もあったが平均では毎年少しずつ成績を落としてきている。クロス総数3〜4がよい(クロス総数3の例=Northen Dancerの5x5x5) 獲得賞金1億円以上率は高いのでいい馬がいたら狙っていきたい

 

シニスターミニスター

勝ち上がり率平均 38%

収支プラス 14%

獲得賞金1億円以上 2.0%

牡牝勝ち上がり/収支

牡51% 牝26%

牡馬が大きく優勢。頭数がもっとも多い岡田牧場(36%)よりも2番めに多いグランド牧場が67%と高い。頭数も勝ち上がり率も毎年あげてきて2021年はテーオーケインズで中央G1を制覇、2020年産もひきつづき好調

 

(新)リアルスティール

38%

現役時G1はドバイターフ。ノーザンファームがよく(56%)サンデークロス問題なし(47%)。初年度でよい繁殖が多いことも考慮すればまずまずのスタート

(新)マインドユアビスケッツ

38%

米国産13戦4勝ドバイゴールデンシャヒーン連覇。さほど高くなかった期待に反して好スタートでさっそくデルマソトガケが活躍。ダートだけでなく芝でも勝ち馬出している。社台ファーム生産が73%と突出

 

エピファネイア

勝ち上がり率平均 36%

収支プラス 7%

獲得賞金1億円以上 2.3%

牡牝勝ち上がり

牡:41% 牝:33%  牝馬やや健闘

牧場

○ノーザンファーム、社台ファーム、レイクヴィラファーム ✗白老ファーム、シンボリ牧場

2017年産から2020年差まで毎年じょじょに成績をアップさせているがイメージよりも勝ち上がり率低めで獲得賞金1億円以上率も高くない。エフフォーリア、デアリングタクトなど大物が目立つが価格から考えると平均的にはコスパの悪い種牡馬。サンデークロスの勝ち上がり率が36%と平均よりやや良い。母父キンカメは48%とよい

エスポワールシチー

勝ち上がり率36%

収支プラス12%

1億円以上1.6%

過去20年での友駿の一番のアタリ。産駒も堅実で2020年産もまずまずの数値。(自身が居た友駿をのぞけば)クラブ馬もなかなかよい

 

ルーラーシップ

勝ち上がり率 36%

収支プラス 10%

獲得賞金1億円以上 2.5%

牡牝勝ち上がり

牡43% 牝28%

牧場

○ノーザンファーム ✗社台ファーム

種牡馬としての曲がり角にきているのか頭数も減らした2019年生まれはだいぶ成績を落したが2020年産はもちなおしドルチェモアも。ノーザンファーム(57%)と社台ファーム(21%)の成績が対照的

(新)インカンテーション

36%

現役時はダートG3を6勝。地方中心だがなかなか堅実

ドゥラメンテ

勝ち上がり率 35%

牡牝勝ち上がり

牡43%  牝28%

牧場

○白老ファーム、ノーザンファーム ✗ケイアイファーム、辻牧場

2023年度募集が早くもラスト。初年度産駒からタイトルホルダー、2年目は牝馬2冠スターズオンアース、2020年産は平均は落とし気味だがリバティアイランドを出し2023年度も大きな期待。サンデークロスはあまり良くなく(30%)頭数も多いミスプロのクロス(44%)がよい

スズカコーズウェイ

35%

2020年産好調、1億円超え1頭のみ

パイロ

勝ち上がり率平均 35%

収支プラス 11%

獲得賞金1億円以上 1.8%

牡牝勝ち上がり

牡40%  牝29%

牧場

○坂東牧場 ✗ミルファーム

2014年産からの下降から近年徐々に上昇。坂東牧場生産がよい

 

ゴールドシップ

勝ち上がり率平均 34%

収支プラス 13%

獲得賞金1億円以上 1.7%

牡牝勝ち上がり

牡:38%  牝:30%

コスモヴューファーム生産がよい。クロスなしよりもあったほうが若干よい。初戦馬体重は480kgくらいまで大きすぎないくらいがよさそう。

 

モーリス

勝ち上がり率34%

1億円以上1.8%

収支プラス7%

牡牝勝ち上がり

牡:42%  牝:25% 牡馬やや優勢

牧場

○ノーザンファーム、追分ファーム ✗社台ファーム、白老ファーム

社台スタリオンがかなり力を入れていたわりには勝ち上がり率、1億円以上、収支プラスすべて物足りない状況。ただピクシーナイト、ジャックドール、ジャラルディーナなども出ているので活躍する配合パターンが把握されてくれれば見限れない。サンデークロスが嫌われているようだが、勝ち上がり率ではサンデークロスは33%と平均とほぼ同じでわるくない

Kitten’s Joy

33%

米産芝G1を2勝、牡馬優勢

オルフェーヴル

勝ち上がり率平均 33%

収支プラス 13%

獲得賞金1億円以上 4.2%

牡牝勝ち上がり

牡38%  牝28%

坂東牧場生産は勝ち上がり率1割未満とよくない。初戦馬体重500kg以上ならいくら重くてもいい。ウシュバテソーロがドバイWC、勝ち上がり率は2019年、2020年で落としているがダートや長距離で活躍馬出してきており1億円以上率4.2%と高く”アタリ”も期待できる。

ホッコータルマエ

勝ち上がり率平均 33%

収支プラス 9%

獲得賞金1億円以上 1.3%

牡牝勝ち上がり

牡37%   牝27%   ダート馬にしては牝馬健闘

牧場

○千代田牧場 △高昭牧場

2020年産予測値は若干下げているものの安定してよい数値

 

Medaglia d’Oro

勝ち上がり率33%

堅実かつ1億円以上の率もたかく概ね日本向きの産駒をだす種牡馬。自身はG1を3勝してドバイWC2着。牝馬と牡馬の勝ち上がり率ほぼ同じなので収支がよい牝馬がおすすめ。ノーザンファーム生産馬がよくない。Northen Dancerクロスあったほうがよい

バンブーエール

32%

JBCスプリント、ダートで牡馬優勢

ジャスタウェイ

勝ち上がり率平均 32%

収支プラス 7%

獲得賞金1億円以上 1.6%

牡牝勝ち上がり

牡41% 牝23%  牡馬やや優勢

牧場

○ノーザンファーム ✗追分ファーム、千代田牧場、辻牧場

初年度は好スタートきったものの2年目から低空飛行。ダノンザキッドも健闘しているが活躍馬に早熟傾向あり

(新)タリスマニック

32%

英国産だが米ブリーダーズカップターフ勝ち。だが産駒活躍はダート中心

シルバーステート

勝ち上がり率32%

牡牝勝ち上がり

牡:42%  牝:20% 牡馬優勢

牧場

○三嶋牧場

2019年産は評判にしてはそこそこの成績だったが2020年産は予測勝ち上がり率アップ

 

スクリーンヒーロー

勝ち上がり率平均 31%

収支プラス 17%

獲得賞金1億円以上 3.2%

牡牝勝ち上がり

牡39%  牝23%

牧場

○岡田スタッド ✗ダーレー・ジャパン・ファーム

めずらしく牡馬のほうが収支がよい。勝ち上がり率も16ポイント差なので買うなら牡馬。2019年産まで4年連続30%超えと安定していたが2020年産はやや低調。

 

マクフィ

勝ち上がり率31%

ダート馬傾向にしては牝馬活躍。1億円以上率が低く”アタリ”期待薄

 

アメリカンペイトリオット

31%

ダーレー・ジャパン・ファームはよい、牝馬優勢、クラブ馬勝ち上がり0%

 

以下ランク外から一口馬主募集が予想される種牡馬

ハービンジャー

勝ち上がり率 29%

収支プラス 11%

獲得賞金1億円以上 2.6%

牡牝勝ち上がり

牡34% 牝24% 牝馬健闘

牧場

○ノーザンファーム ✗下河辺牧場、村上欽哉

2017年生まれは21%と過去最低の勝ち上がり率だったが2018年,2019年ともちなおして2020年産は好調。獲得賞金トップ2のブラストワンピースとペルシアンナイトが種牡馬入りできずファントムシーフがどうなるか

 

ディスクリートキャット

勝ち上がり率29%

ダーレージャパンファームがよくミルファームもまずまず

 

ロージズインメイ

勝ち上がり率平均29%

収支プラス 12%

獲得賞金1億円以上 1.6%

牡牝勝ち上がり率ポイント差が17もあり収支もよい牡馬優勢。この2年も好調でまだまだ”買える”種牡馬。ビッグレッドファーム、コスモヴューファームが平均より若干良い、ということはラフィアン、ウイン

トランセンド

28%

2020年産が7年目産駒、比較的好調なスタート。牡馬優勢、収支プラスおよび1億円超え率ともに低い

 

ミッキーアイル

勝ち上がり率28%

1億円以上3.2%

収支プラス8%

牡牝勝ち上がり

牡:27%  牝:29% 牝馬断然

牧場

○ノーザンファーム

初年度から安定した成績。ナムラクレア、メイケイエールとG1までもう少しの活躍馬も牝馬

マジェスティックウォリアー

勝ち上がり率平均 28%

収支プラス 10%

獲得賞金1億円以上 1.9%

牡牝勝ち上がり

牡36%  牝19%

ダート中心ということもあり馬体重は重いほうがいい。やや晩生傾向か早生まれが良績

 

イスラボニータ

勝ち上がり率27%

1億円以上1.5%

収支プラス7%

牡牝勝ち上がり

牡:31%  牝:22% 牝馬健闘

牧場

○ノーザンファーム

一口馬主クラブ馬のほうが全体平均より良い

 

リオンディーズ

勝ち上がり率27%

牡牝勝ち上がり

牡:33%  牝:22%

キンカメ産駒で現役時は朝日杯。2020年産は出遅れ気味、2022年産は、初年度産駒が”やはりぱっとしない”結果が出始めて最初の世代で厳しそうな予感。クロスは1本までがよい

(新)サトノダイヤモンド

27%

ディープインパクト産駒で菊花賞・有馬記念。産駒の多くがノーザンファームでよい繁殖揃えたはずなのに正直いまのところかなり期待はずれのスタート

ブラックタイド

勝ち上がり率平均 26%

収支プラス 10%

獲得賞金1億円以上 1.4%

牡牝勝ち上がり

牡31%  牝21%

ディープインパクトの全弟。ノーザンファームと下河辺牧場生産がよい。キタサンブラックの印象が強いが、勝ち上がり率はわずかに平均を上回ったものの収支プラス・獲得賞金1億円以上が平均を下回る

 

(新)ファインニードル

26%

高松宮記念。芝ダートの短距離中心。牝馬断然よい

 

ディーマジェスティ

26%

現役時皐月賞。2020年産駒が2年目

 

(新)デクラレーションオブウォー

勝ち上がり率25%

2020年産が国内種牡馬初年度産駒でまずまずのスタート。トップナイフが早速産駒獲得賞金一位

(新)ネロ

25%

現役時芝1200mのG3まで。買うなら絶対牡馬

 

(新)マクマホン

24%

イタリア産G2勝ちまで。サンプル数20頭、中央勝ちまだ1頭だが補正を加えた後での予測値ではここまで

 

ダノンレジェンド

23%

現役時JBCスプリント、2020年産が3年目産駒、白井牧場○

 

リアルインパクト

勝ち上がり率平均 23%

収支プラス 8%

獲得賞金1億円以上 0.9%

牡牝勝ち上がり/収支

牡26% 牝21%

3歳時に安田記念勝ち。2019年生まれで頭数をだいぶ減らしていたが2020年産は頭数・成績ともに復活気配。買うならノーザンファーム(43%)、クロスは少ないほうがいい

 

アジアエクスプレス

勝ち上がり率23%

現役時朝日杯勝ったあとはダート中心。千代田牧場がよい

 

ディープブリランテ

勝ち上がり率平均 22%

収支プラス 9%

獲得賞金1億円以上 0.8%

2017年産をそこにしてまた上昇。ただ1億円超え率低い

(新)レッドファルクス

22%

10勝スプリンターズS連覇。短距離だけでなくダート1800mなどでも勝ちあり

 

アドマイヤムーン

22%

2020年産が12年め産駒、自身とは異なりスプリンターが多い

 

バゴ

勝ち上がり率平均 21%

収支プラス 10%

獲得賞金1億円以上 2.1%

牡牝勝ち上がり

牡26%  牝15%

現役時は凱旋門賞など。2020年はクロノジェネシス効果で頭数増やしたが成績はいつもどおり。収支トータルでは上位に入る、当たり外れの大きい種牡馬

 

ノヴェリスト

20%

アイルランド産欧州で芝2400mG1を4勝、2020年産が6年目産駒、年ごとに成績は下降気味

 

ノーブルミッション

20%

2022年産ラフィアンで募集あり。英国産欧州G1を2勝、2016年〜2017年で産駒5頭登録

 

トビーズコーナー

18%

米産海外ダート1800mG1勝ち、7年目の2020年産好調、収支はまずまずだが1億円超えはソリストサンダーのみ

 

(新)サトノクラウン

18%

香港ヴァーズ、宝塚記念。血統的に当たり外れがおおきそうな予感があったので想定内。これまで中央勝利は芝のみ。タスティエーラはじめ牝馬がよい

 

ビッグアーサー

17%

現役時高松宮記念、2020年産が2年め産駒、牝馬優勢、短距離中心

 

(新)ビーチパトロール

16%

北米産芝G1勝ち。かなり厳しいスタート

 

ワールドエース

16%

現役時皐月賞ゴールドシップの2着、2020年産が4年目でもっとも悪いスタート、どうしても買うなら牡馬

 

ナカヤマフェスタ

宝塚記念勝ったあと凱旋門賞2着、2018年産以降はほとんどごくわずかの産駒のみ

 

獲得賞金1億円以上

獲得賞金1億円以上の産駒を出す割合を、2022年生まれの産駒がいる種牡馬にしぼり上位からご紹介します。

棒グラフ(青)は産駒頭数、折れ線グラフ(赤)が1億円以上獲得した産駒の割合、左から好成績順に並んでいます。

サンプル数少なめの海外種牡馬の中にキタサンブラック、そのあとはオルフェーヴルが躍進。ロードカナロア、ダイワメジャーは順当だが、ダノンバラード、デクラレーションウォーはサンプル数少ないものの上位に。

獲得賞金1億円以上率の全馬平均は1.9%。大きいリターンを目指すならこのランキング内、できれば上位の種牡馬を狙いたい

 

収支ランキング

価格が安い馬が上位に来てしまうのであまり参考にはしづらいですが”お買い得度”をはかるために収支ランキングを。こちらも2022年産がいる種牡馬について過去20年分の市場取引馬・クラブ所属馬にしぼった結果をグラフ化しています。

棒グラフ(青)は産駒頭数、折れ線グラフ(赤)が産駒の収支平均(万円)、左から好成績順に並んでいます。

ダノンバラードの次は勝ち上がり率ではランキング外であったトビーズコーナーに3位がバゴ

 

タイプ別おすすめ種牡馬

最後にタイプ別に2023年度狙いたい種牡馬を1頭ずつ

安定度なら:キズナ

2022年デビュー新種牡馬なら:シャンハイボビー

ダートなら:シニスターミニスター

大物狙いなら:オルフェーヴル

収支でみれば:ダノンバラード

牡馬がいい:キタサンブラック

牝馬がいい:ゴールドシップ

注目の5年目産駒 ドゥラメンテ

参考リンク

”ほどよい競馬”さん:2023年度種付料一覧(外部リンク)