【2020年3月22日スプリングS】出走馬の勝ち上がり確率をいまさら評価
AI/機械学習がはじき出した勝ち上がり確率(1勝以上する確率)を、すでに1勝以上している出走馬について、いまさらながら見ていきながら「もし一口馬主として出ていたら買うかどうか」を考えてみます。
2020年3月22日 中山11R スプリングステークス
オッズを見ると、一口馬主クラブの馬3頭すべて人気になっているようです。
ヴェルトライゼンデ
父ドリームジャーニーx母マンデラの2017年生まれの牡馬
勝ち上がり確率54%(A評価)54%というとそれほどに見えませんが全体ではかなり上位に位置します。菊花賞馬ワールドプレミア(勝ち上がり確率=52%)のすぐ下のサンデーレーシング所属総額3600万円。このきょうだいははっきり傾向が出ていて牡馬=G1でも活躍、牝馬=全くダメ、この馬は牡馬なのでかなり期待が持てます。9番仔なのが少し気になりますが8番仔のワールドプレミアの活躍から問題ないでしょう。一口90万円は手が出ませんがお金があれば買いたい馬。
ファルコニア
父ディープインパクトx母カンビーナの2017年生まれの牡馬
勝ち上がり確率55%(A評価)社台レースホース所属の総額1億3000万円。一つ上が全兄弟のトーセンカンビーナというセリで2億5000万円がついた高額馬(今年2月に4勝目、同じ日の阪神大賞典に出走します)。ファルコニアのAIによる勝ち上がり確率はその兄の51%を上回っているのは、母親が9歳の時の仔馬というのがよかったんでしょうか。また、ディープインパクトにあう牝馬を連れてきたんですかね、きょうだいはディープ産駒ばかりです。一口325万円は無理ですが今後も期待です。
サクセッション
父キングカメハメハx母アディクティドの2017年生まれの牡馬
勝ち上がり確率53%(A評価)。このレースはAI高評価の馬が多いですね。キャロットファームの総額5000万円。全兄弟のクルーガーが中央5勝しています。1つ上のアディクション(未勝利)は35%(C評価)とAIの評価が当たっているようですが、この馬のAI評価が高いのは5x5x5のクロスだからでしょうか。1口12.5万円なら買いたい馬ですね。