【2020/3/28日経賞】いまさら勝ち上がり確率
AI/機械学習がはじき出した勝ち上がり確率(1勝以上する確率)を、すでに1勝以上している出走馬について、いまさらながら見ていきながら「もし一口馬主として出ていたら買うかどうか」を考えてみます。
2020年3月28日 中山11R 日経賞
ミッキースワロー
父トーセンホマレボシx母マドレボニータ 2014年生まれ牡馬
勝ち上がり確率48%(B評価)祖母のツインクルブライド懐かしいですね。オグリキャップの妹オグリローマンが勝った桜花賞の2着です。近親にも活躍馬がそこそこでています。
このレースはクラブの馬多いです。一頭ずつ見ていきましょう。
スティッフェリオ
父ステイゴールドx母シリアスアティテュード 2014年生まれ牡馬
勝ち上がり確率60%(A評価)AIは高い勝ち上がり確率を出しましたがその通り活躍しています。社台レースホースの総額6000万円。母はアイルランド産でG1勝ちもある馬です。ちなみにステイゴールドの子オルフェーブルが父親になった2018年産の牡馬の勝ち上がり率は57%でした。これは買いたいですね、一口高すぎますが。
ソウルスターリング
父フランケルx母スタセリタ 2014年生まれ牝馬
勝ち上がり確率39%(C評価)この馬も社台レースホースの総額6000万円。この母親はもっとすごいです。フランス産でG16勝という名牝、フランケル産駒での日本初年度馬で大変注目されオークスも勝ちすぐ引退するかと思ったら意外と長く頑張ってますね。牝馬、フランケル産駒という当時未知数の種牡馬ということでAIは低めの評価のようで、社台レースホースで一口も高いですしなかなか買えないですね。
勝ち上がり率は牡馬が高く、収支は牝馬の方がいい
ウインイクシード
父マンハッタンカフェx母イクスキューズ 2014年生まれ牡馬
勝ち上がり確率40%(B評価)ウインの総額2400万円。5代までのクロス(同一種牡馬)はありません。クラブの安定感以外ではちょっと買う材料がないですね。
レッドレオン
父ディープインパクトx母レッドエルザ 2015年生まれ牡馬
勝ち上がり率30%東京ホースレーシングの総額7000万円。ディープ産駒にしては初仔のためか低めの数字が出ました。下の通り収支の観点からディープ産駒は買えないですね。
ポンデザール
父ハーツクライx母ジョコンダ2 2015年生まれ牝馬
勝ち上がり確率40%(B評価)サンデーレーシングの総額4000万円。牝馬では高い勝ち上がり確率で一口が安ければ買うかもしれません。
マイネルカレッツァ
父ステイゴールドx母ポップコーンプリンセス 2012年生まれ牡馬
勝ち上がり確率38%(C評価)ラフィアンの総額3000万円。この年齢でまるまる1年休まれると維持費と今後の見込みなど考えると馬主としてはなかなかきついですね。一昨年4勝目をあげてきょうだいの中では”あたり”の馬ですが、これは買えないですね。