親は若いほうがいいのか
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ブライアンズタイムは、ナリタブライアンという3冠馬を早期に出しましたが、そのあとダート馬ばかりでやや尻すぼみになりました。
サンデーサイレンスは、初年度からフジキセキ、そのあと日本競馬をはるかに進化させる馬を出し続け、最高傑作ディープインパクトはかなり晩年の産駒です。
果たして父馬の年齢と産駒の成績に関係があるか、市場取引馬について父親との年齢差と成績を調べてみましょう
サンプル数が少ない箇所を除けばほぼフラット。経験的に強い馬を出す種牡馬は、近い時期にほかにも強い馬を出すという印象もありますが、馬の特性に依存しそうですが、全体としては父との年齢差との相関は低そうです。
背景としては、年齢差5~8歳あたり→種牡馬なり立て初年度産駒の結果が出るかどうか。
9歳~15歳→結果が出始めて人気種牡馬に集中。ただし人気に比例して種付け料もあがり、収支としては平行線。
16歳~→種牡馬として生き残っているのは、安定人気馬のみ。オスととしてパワーダウンを種付け数絞り込みやそもそも残っているのは実績豊富な馬のみということで結局平行線。
次は母親との年齢差を見ていきましょう。こちらはやや傾向があります。8歳差中心にやはり高齢のときの産駒は成績が良くないというのがわかります。
まとめ
- 種牡馬の年齢は気にしない
- 母馬は8歳くらいがピーク