2020年産駒デビュー新種牡馬ランキング
2018年生まれから初年度産駒がデビューした種牡馬を、産駒の平均勝ち上がり率ランキング形式で上位から一覧でご紹介します。
また種牡馬ごとの傾向として
・勝ち上がり率 予測値
・牡牝ごとの勝ち上がり率・収支平均
・牧場ごとの成績○✗
・その他傾向(初戦馬体重、血統、母との年齢差、etc)
についてまとめました。
2018年生まれの勝ち上がり率予測値算出に当たり、2021年6月6日現在の獲得賞金に対して200%の補正を加えて1000万円を超えた場合を勝ち上がりとすることにより、例年の勝ち上がり率と平準化するようにしています。
参考
勝ち上がり率総平均24% 牡馬(30%)牝馬(17%)
モーリス
勝ち上がり率予測値 38%
牡牝勝ち上がり/収支
牡:44% -3400万円 牝:31% -2000万円
牧場
○ノーザンファーム、追分ファーム ✗社台ファーム、千代田牧場、栄進牧場、白老ファーム
サンデーサイレンスのクロス勝ち上がり率予測値と41%と全体の38%よりも高い。ドゥラメンテのほうが活躍している印象があるが安定度はこちら。
ドゥラメンテ
勝ち上がり率 31%
牡牝勝ち上がり/収支
牡:44% -3600万円 牝19% -2900万円
牧場
○白老ファーム、ノーザンファーム、社台ファーム ✗三嶋牧場、辻牧場
社台系牧場がよい。牡牝だと牡馬優勢。450kg未満の成績わるくない
エイシンヒカリ
31%
牡牝勝ち上がり/収支
牡35% -1400万円 牝27% -900万円
牝馬やや優勢。意外?にドゥラメンテと並ぶ勝ち上がり率
ミッキーアイル
29%
牡牝勝ち上がり/収支
牡31% -1800万円 牝27% -700万円
牧場
○ノーザンファーム
全馬の牡牝勝ち上がり平均は13ポイント差があるので4ポイント差なら牝馬のほうがよいか。
ホッコータルマエ
29%
牡牝勝ち上がり/収支
牡38% -1100万円 牝20% -700万円
やはりダートなので牡馬優勢
リオンディーズ
勝ち上がり率 28%
牡牝勝ち上がり/収支
牡:33% −1500万円 牝:22% −1400万円
牧場
○フジワラファーム ✗下河辺牧場
マクフィ
27%
牡牝勝ち上がり/収支
牡29% −1400万円 牝25% −900万円
牧場
○ノーザンファーム、ケイアイファーム ✗千代田牧場
遅生まれのほうがよい
ディスクリートキャット
27%
牡牝勝ち上がり/収支
牡39% -1100万円 牝21% -900万円
頭数も6頭と一番多いダーレー・ジャパン・ファームが勝ち上がり4頭と好成績
ダノンレジェンド
23%
牡牝勝ち上がり/収支
牡20% -1300万円 牝26% -600万円
牧場
○グランド牧場
買うなら勝ち上がりも収支もいい牝馬
アジアエクスプレス
勝ち上がり率予測値 22%
牡牝勝ち上がり/収支
牡 23% -1100万円 牝 20% -800万円
牧場:
○ノーザンファーム ✗松浦牧場
栗毛の勝ち上がり率予測値26%と、全体の22%より若干高い
ラブリーデイ
9%
牡牝勝ち上がり/収支
牡13% -1400万円 牝6% -1000万円
95頭のある程度サンプル数もあった中でのこの結果。先行ききびしい。
まとめ
勝ち上がり率(予測値)ではモーリスが抜けてトップ。次はドゥラメンテだがほぼ同率のエイシンヒカリは価格が安いためか収支がよく今後も注目