2020年度 買ってはいけない種牡馬(3)
一口馬主の馬選びでまず最初に気になるのはやはり種牡馬(父馬)。7月版AI(機械学習)においても最も重要なパラメータとされていて私達の感覚とずれてないようです。
ここでは種牡馬についてもう少し細かい分析をしていこうと思います。
画像内のグラフの構成は以下のとおりです。
左上:指定した種牡馬(件数=頭数と勝ち上がり率平均)
中央上:クロス1本目の種牡馬名とその血量(0.0625は5×5のクロス)
右上:牧場(勝ち上がり率を表示、件数が多いほど背景色濃)
中段:年ごとの勝ち上がり率推移(折れ線グラフ) 棒グラフは件数
下段:クロス総本数(5×5なら2、5x5x5なら3)と勝ち上がり率の関係(件数が多いほど色が濃)
右下:ファミリーナンバー(勝ち上がり率を表示、件数が多いほど背景色濃)
オルフェーブル
勝ち上がり率平均30.2% 牡馬38%牝馬22% クロス総数2はオルフェーブル自身のもの。あとクロス1本(総数2本)が追加されるくらいがよさそうです。
ディープブリランテ
平均21.6% こちらはクロスなしははっきり悪いです。クロス総数3というのは5x5x5が1つだけなどのようなケースで、買うならそういう血統がよさそうです。
スクリーンヒーロー
平均30.5% スクリーンヒーローは牡牝ではっきり傾向があり、全馬勝ち上がり率平均(牡馬33%、牝馬21%)に対して41%、16%とこちらは牡馬のほうがよさそうです。
クロフネ
平均35.7%(牡馬37%、牝馬34%)種牡馬引退が決まったクロフネですが、2015年、2016年と成績が落ち込んでいるようです。
シニスターミニスター
平均36.8%となかなか高い勝ち上がり率(牡馬46% 牝馬26%)ですが2015,2016年とやや下げているのが気になります。クロスがあったほうがよさそうです。
ローエングリン
平均24.6% ロゴタイプの活躍で2014年生まれで一気に頭数増えて勝ち上がり率も上がっていますがそのあとは低迷し始めてます。
グラスワンダー
平均20.0% 2014年生まれから徐々に成績下げ2016年生まれでは10%を切っていて大きな期待は難しいかも。クロスはあったほうがよく買うなら牡馬のようです。