2020年度 買ってはいけない種牡馬(4)

一口馬主の馬選びでまず最初に気になるのはやはり種牡馬(父馬)。7月版AI(機械学習)においても最も重要なパラメータとされていて私達の感覚とずれてないようです。

ここでは種牡馬についてもう少し細かい分析をしていこうと思います。

画像内のグラフの構成は以下のとおりです。

左上:指定した種牡馬(件数=頭数と勝ち上がり率平均)

中央上:クロス1本目の種牡馬名とその血量(0.0625は5×5のクロス)

右上:牧場(勝ち上がり率を表示、件数が多いほど背景色濃)

中段:年ごとの勝ち上がり率推移(折れ線グラフ) 棒グラフは件数

下段:クロス総本数(5×5なら2、5x5x5なら3)と勝ち上がり率の関係(件数が多いほど色が濃)

右下:ファミリーナンバー(勝ち上がり率を表示、件数が多いほど背景色濃)

 

ダノンシャンティ

勝ち上がり率平均24.8% 2017,2018年の動向もありますが近年の下降ぶりから買いづらいですね。追加のクロスはないほうがよさそうです。

 

エイシンフラッシュ

平均25.4% ノーザンファーム(44%)、社台ファーム(58%)生産は大幅に高い勝ち上がり率です。

 

ロージズインメイ

平均28.3%ですが年ごとに成績が下がってきています。クロスはないほうがよさそうです。

 

ヘニーヒューズ

平均31.9%となかなか勝ち上がり率高くノーザンファームは40%こえています。

 

エスポワールシチー

平均25.5% 自身のHail to Reasonともう一つクロス入って総数が4か5になるのがよさそうです。産駒はダート中心になりそうですが牡馬27%、牝馬25%と牝馬が健闘しています。

 

ストロングリターン

平均16.1%ですが2016年でアップし、社台・白老の生産の成績がよいです。牡馬25%、牝馬7%と牝馬はやめたほうがよさそうです。

 

リーチザクラウン

初年度産駒の予想外の好成績が評判になったリーチザクラウンですが以降は低迷しているようです。平均21.4%ですが2015、2016年でだいぶ成績落としています。

 

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