やっぱりディープインパクト産駒は勝ち上がり率が高い
2013年生まれまでの市場取引馬およびクラブ馬の実績から、種牡馬ごとの勝ち上がり率を見てみます。
折れ線グラフが勝ち上がり率、棒グラフが件数です。折れ線グラフが上に伸びているのがディープインパクト(勝ち上がり率58%)、それ以外では、キングカメハメハ、ダイワメジャー、ハーツクライと続きます。ダイワメジャーが思ったより高いですが、おおむね予想通りという感じです。このグラフでは出てきませんが件数が少ない方では、キンシャサノキセキが49%と高いです。
ではやっぱりディープインパクト産駒を買うべきかというと実はそうでもありません。次は折れ線グラフを勝ち上がり率→収支(対数処理等の正規化対応後の数値)に変えてみます。
ディープインパクトが今度はいちばん下になっています。種付け料が高く産駒の価格が高いため収支で見るとよくありません。逆に(マイネルラヴは除いて)サウスヴィグラスが高く、このグラフでは出てきませんが件数が少ない方ではチーフベアハート、スターオブコジーンといった地味な種牡馬が目立ちます。
こちらの分析では2013年生まれまでの馬で分析しているので、最近の種牡馬は出てきていません。ロードカナロアなど最近の有力種牡馬についてはまた追ってお知らせします。
まとめ
1つでも勝って欲しいなら(高くてもよければ)ディープインパクト産駒。これからではダイワメジャー、ハーツクライ
収支を重視するならサウスヴィグラス